FODINAの生徒の特徴の一つは「英語力の高さ」です。
実際、2025年の共通テストでは、FODINAの生徒は平均8割の得点を取ることができています。
この英語力の基盤となるのが「単語力」です。
単語力が弱いと、文法や長文読解の学習効率が落ち、英語の学習が非効率的になります。
今回は英単語を覚える際に何が大事なのか、FODINAではどんな指導をしているのかをご紹介します。
1.高得点に繋がる単語力とは?
FODINAでは、英単語の暗記の定義を「単純に覚える」のではなく、「反射的に意味を認識する」までとしています。反射的にとは、意識的な努力を伴わずに、情報が自動的に理解される状態を指します。
脳科学的には、このような反射的な認識は、感覚記憶、短期記憶、長期記憶といった記憶の段階を経て、情報が脳に深く刻み込まれることで実現されます。
特に、長期記憶の中でも、経験を通して強化された知識は、意識的な努力なしに自動的に想起されるようになります。
一つの単語の意味を思い出すのに数秒かかると、制限時間内に問題を解決できず、高得点が遠のきます。反射的に意味を想起できる単語力を身につけることが、英語の得点アップの鍵なのです。
2.「書く」より「見る・読む」
「単語をあまりにも何度も書いた」という経験はありませんか?
英語学習の初期までは「書く」方法も有効ですが、大学受験では必要な単語数が5,000語以上とされており、すべてを書いて覚えるのは時間と労力の無駄になりやすいです。
FODINAでは「見る・読む」を重視します。単語の綴り、発音、意味を視覚と聴覚で繰り返し入力することで、脳に定着させます。例えば、単語帳を見ながら音声を出し、音声付きアプリを活用するなど、効率的な方法を指導しています。
英単語を書く練習は単語の意味を覚えたあとで問題ありません。
その理由として、大学入試では、共通テストがすべてマークシートであり、私立大の一般入試でも英単語を記述する問題はそこまで多くありません。ただし、国公立の2次試験では大学によっては英単語の記述が問題が多いところもあります。
3.計画性が暗記の成功を決める
暗記において重要なのは、学習計画です。
特に重要なのは復習のタイミングで、復習に計画性がなければせっかく覚えた単語もすぐに忘れてしまいます。
短期記憶を長期記憶に変えるために、科学的根拠に基づいた学習計画を立てています。
ドイツの心理学者エビングハウスが提唱した「忘却」によると、人は学んだ内容を24時間以内に復習すると忘れにくい。FODINAでは、この科学的根拠に基づいて、「その日に思い出した単語を次回必ず復習する」例えば、1日50単語を忘れた場合、翌日にその50単語を復習し、1週間後にもう一度確認するサイクルを徹底します。
これにより、短期記憶を長期記憶に変え、単語力を飛躍的に高めます。生徒からは「忘れられなかった」「単語が頭に残る」と好評です。
4.おすすめの単語帳は?
「どの単語帳がいいですか?」という質問をよく受けますが、有名な単語帳(例:『ターゲット1900』や『システム英単語』など)であれば、内容に大きな差はありません。
FODINAでは「カードタイプの単語帳」を推奨します。
単語帳一覧は非常に優れていますが、暗記作業には不向きです。
一方、カードタイプは単語を一つずつ集中して覚えやすく、シャッフルしてランダムに復習できるため効率的です。カードを持っていれば、電車や休憩時間などのスキマ時間も有効活用できます。
5.まとめ
英単語を最速で驚くポイントは以下の3つです:
- 反射的に意味を思い出せる単語力を目指す
- 「見る・読む」を中心に、視覚と聴覚で効率的にインプット
- 科学的根拠に基づく見直し計画で計画率を高める
FODINAでは、これらのメソッドを組み合わせた「単語力強化プログラム」を提供しています。
生徒に合わせて作成や、モチベーションを維持する計画コーチングも行い、英語を得意科目に変えるサポートを徹底しています。
